札幌市中央区の皮膚科 宮の森スキンケア診療室

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お肌の基礎知識

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vol.53 化粧品の基礎知識(基礎化粧品-その④)

お肌の基礎知識

意外と大切なクレンジング。クレンジングについて考えてみましょう。

何故クレンジングが必要なのでしょうか。そして上手にクレンジングするには?意外とクレンジングについて考えたことがないと思います。
クレンジングはファンデーションなどの油性のメイク化粧品を落とすのに必須であり、男性もゴルフやレジャーの際に使用した日焼け止めクリームを落とすのに必要なのです。化粧をしっかりと落とさずに寝てしまった翌朝、「ひどく肌が荒れ、吹き出物ができている」といった経験があるかと思います。上手に化粧を落とすのは必要不可欠ですし、肌の健康のためにもクレンジングに関する基礎知識が必要です。

どうしてクレンジング剤でメイク化粧品が落ちるのか

クレンジング剤には界面活性剤が多く含まれています。水と油が混ざり合わないように、油性のメイク化粧品は水分をはじくため水洗いだけでは落ちません。そこで界面活性剤がメイク化粧品の油分と洗い流す水分とをなじませる橋渡し役をするのです。これを乳化と言います。クレンジング剤によって乳化されたメイク化粧品が水分とともに洗い流されるのです。

クレンジング剤いろいろ

シートタイプ、オイルタイプ、ジェルタイプなど様々な形状のクレンジング剤が存在します。メイクの濃さによって使い分けるのがベストですが、含まれる界面活性剤の量によって肌にかかる負担が違ってきますので注意が必要です。界面活性剤が多いと余計に油分を落とし乾燥や肌荒れの原因になります。
肌への負担の軽い順にクレンジング剤の種類を挙げます。

ミルクタイプ

界面活性剤が少なく肌にやさしい。水分が多いためメイクを落とす機能は劣る。薄いメイク向き。

クリームタイプ

適度な油分を含み肌への負担はマイルド。メイク落とし機能も適度。

ジェルタイプ

乳白色タイプと透明タイプがある。乳白色(乳化した)のものはクリームタイプに近く肌への負担は軽いが、一方透明なものは界面活性剤を多く含み肌への負担が大きい。

オイルタイプ

界面活性剤を多く含みサラッとメイクが落ちるので人気がある。その分肌への負担は大きい。濃いメイク向き。

シートタイプ

簡単にメイクをふき取ることを可能にするために界面活性剤を多く含んでいる。肌へのダメージも大きく、こする刺激で肌を傷つけやすい。早急にメイクを落としたい時向き。

以上の特徴を理解した上で自分に合ったクレンジング剤を選ぶのが大切です。

この記事の監修者

Introduction

宮の森スキンケア診療室 院長 上林淑人

上林 淑人

宮の森スキンケア診療室 院長

経歴

医学博士

平成2年 札幌医科大学医学部 卒業、皮膚科入局

平成4年 形成外科入局

平成6年 医学博士号取得。

旭川赤十字病院、室蘭市立病院に赴任

平成10年 宮の森スキンケア診療室 開院

専門・所属学会

  • 日本形成外科学会専門医
  • 皮膚腫瘍外科指導専門医
  • 日本皮膚科学会
  • 日本臨床皮膚科医会
  • 日本東洋医学会
  • 日本癌学会
  • 日本熱傷学会正会員


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