札幌市中央区の皮膚科 宮の森スキンケア診療室

Column

院長コラム

パソコンと本を置いた明るいデスク

ニキビの治療 西洋医学的アプローチ〖1〗 (基本に戻るのは大事です③)

お肌の科学ゼミ

お肌の科学ゼミ

ニキビとは、皮脂を分泌する組織(皮脂腺)のある毛包に「毛穴のつまり」が生じそこに「アクネ菌」が感染して生じた化膿性皮膚疾患です。
西洋医学的治療のキーワードは、「毛穴のつまり」と「アクネ菌」です。

《毛穴のつまりを解決しニキビ発生の元を絶つ》
皮脂が過剰に分泌されたり皮脂の排泄がうまくいかなかったり、その結果毛穴がつまります。
このような過程を経て面皰(白ニキビ)が発生します。
毛穴のつまりを改善すればニキビは減る、と言う理論です。
毛穴のつまりを改善するための外用薬があります。

アダパレン製剤:ディフェリンゲル、アダパレンゲル
過酸化ベンゾイル製剤:ベピオゲル、デュアック配合ゲル(抗生物質含有)
アダパレンと過酸化ベンゾイルの合剤:エピデュオゲル

アダパレン製剤は、毛穴の角化を抑制し毛穴のつまりを改善する効果があります。
過酸化ベンゾイル製剤は、毛穴に対する角質剥離作用で毛穴のつまりを改善します。
過酸化ベンゾイルは分解されると活性酸素になり抗菌作用を発揮します。アクネ菌を抑える効果があります。
これらは理論的には理にかなっていますが、角化を抑制したり角質を融解したりする作用があるので、使用後にカサカサとお肌が赤く荒れることがあります。時にヒリヒリと刺激を感じる人も。
お肌が敏感な人や乾燥肌傾向の強い人は、保湿剤の併用が望ましいと思われます。

続く
・・・・・・・・・・
<03/12/2022 札幌市 中央区 皮膚科 宮の森スキンケア診療室>

この記事の監修者

Introduction

宮の森スキンケア診療室 院長 上林淑人

上林 淑人

宮の森スキンケア診療室 院長

経歴

医学博士

平成2年 札幌医科大学医学部 卒業、皮膚科入局

平成4年 形成外科入局

平成6年 医学博士号取得。

旭川赤十字病院、室蘭市立病院に赴任

平成10年 宮の森スキンケア診療室 開院

専門・所属学会

  • 日本形成外科学会専門医
  • 皮膚腫瘍外科指導専門医
  • 日本皮膚科学会
  • 日本臨床皮膚科医会
  • 日本東洋医学会
  • 日本癌学会
  • 日本熱傷学会正会員


〒064-0825

北海道札幌市中央区北5条西27丁目2-3 メディック28 3F

電話番号 011-640-8180
診療時間 月 火 水 木 金 土 日
9:00-13:00 ● ● ● / ● ▲ /
14:30-17:30 ● ● ● / ● / /

▲ ⋯ 土曜日は9:00-13:30までの診療になります。

宮の森スキンケア診療室周辺地図

西28丁目駅

1番出口
となり

宮の森スキンケア診療室が入るメディック28の外観