札幌市中央区の皮膚科 宮の森スキンケア診療室

Column

院長コラム

パソコンと本を置いた明るいデスク

無視できない光老化。紫外線だけでなくブルーライトや近赤外線も注意が必要。 (皮膚科情報)

お肌の科学ゼミ

お肌の科学ゼミ

光老化についてご存知でしょうか。
最近はかなり注目され、知っている方は多いと思います。
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健康維持に必要なビタミンDは、紫外線をはじめとする太陽光線を顔や手など露出している部分に、一日約数十分程度浴びることで必要量が体内で生成されます。このようにある程度の太陽光線を浴びることは必要な事なのです。
しかしながら太陽光線を、必要以上に長期間なんら防御することなく浴びていると、肌がじわじわと様々なダメージを受け肌の老化が促進されるのです。これを光老化と言います。
全ての生物はほぼ平等に自然老化、いわゆる年齢とともに老化します。いかなる生物もこれだけは避けることが出来ません。肌も同様で、年齢とともにいつまでも若々しいお肌を維持することが難しくなります。これら自然老化と別に、太陽光線による光老化が加わるのです。シミ・しわ・たるみといった肌の老化は、光老化によって促進されます。一説には、肌の老化の原因の2割は年齢による自然老化、8割が光老化と言われています。
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太陽光線は、紫外線(UV, Urtraviolet)、可視光線、赤外線(IR, Infrared)の3つに分かれます。このうち最も光老化に大きな影響を与えるのが紫外線(UV)です。
紫外線にはUVA、UVB、UVCが存在します。UVCはオゾン層に吸収されてほとんど地上には到達しません。問題になるのはUVAとUVBです。
紫外線は、波長が長いほど肌の深くまで到達する特徴があります。このため波長の長いUVAは肌の深くまでダメージを与え、しわ・たるみの原因となります。一方のUVBは、色素細胞(メラノサイト)を刺激してメラニン産生を通して日焼けの原因となり、過剰に日焼けするとメラニンが滞りシミの原因となります。
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今までは、光老化の原因は紫外線が主役と考えられていました。ところが最近、パソコンやスマホのLEDディスプレイやLED照明から出る、可視光線の一部である「ブルーライト」も光老化と関連することがわかってきました。

さらに「近赤外線(NIR, Near-Infrared)」も光老化に一役買っていることがわかってきました。

敵は紫外線だけではないのです。
続く。
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<12/11/2017 札幌市 中央区 皮膚科 宮の森スキンケア診療室>

この記事の監修者

Introduction

宮の森スキンケア診療室 院長 上林淑人

上林 淑人

宮の森スキンケア診療室 院長

経歴

医学博士

平成2年 札幌医科大学医学部 卒業、皮膚科入局

平成4年 形成外科入局

平成6年 医学博士号取得。

旭川赤十字病院、室蘭市立病院に赴任

平成10年 宮の森スキンケア診療室 開院

専門・所属学会

  • 日本形成外科学会専門医
  • 皮膚腫瘍外科指導専門医
  • 日本皮膚科学会
  • 日本臨床皮膚科医会
  • 日本東洋医学会
  • 日本癌学会
  • 日本熱傷学会正会員


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