札幌市中央区の皮膚科 宮の森スキンケア診療室

Column

院長コラム

パソコンと本を置いた明るいデスク

「しもやけ」に注意。

お肌の科学ゼミ

お肌の科学ゼミ

今年は例年になく寒いです。最近ずっと真冬日(最高気温が氷点下)が続いています。
そのためか「手や足の指先が赤くなって腫れている」と訴えて来院される方が大変多いです。
診察するとしもやけであることが多いです。しもやけは凍瘡(とうそう)とも言います。
しかしながらほとんどの方が、しもやけだと自覚していないようです。
しもやけであることを伝えると、えっ?と意外な表情をします。
断熱効果の高い家やマンション、防寒性能の高い靴(日常の靴、スキー靴、登山靴)の一般化、などで最近はしもやけで来院する方は減りました。
しもやけを知らない世代が増えたのでしょうか。
でも今年のように寒波が居座り、真冬日が続くとさすがに防ぎきれないようです。
・・・・・・・・・・
何故しもやけは起こるのか?
寒冷刺激を受けると体温を維持するために、手や足の指先など抹消の毛細血管が収縮します。すると血液の循環が悪くなり手や足先がさらに冷たくなります。一転して体が温まると血管が拡張し一気に血液が抹消に流れ込み、赤くむくんで痛くなったり痒くなったりします。これがしもやけです。ひどくなると血行が悪くなった部分が損傷しいわゆる凍傷になります。最悪組織が壊死することもあります。
ひどくなる前に治療が必要です。
・・・・・・・・・・
しもやけは予防が大事です。
とにかく冷やさない事。特に元来冷え性の方はなおさらです。
手袋の着用、温かい靴下、防寒靴の使用、使い捨てカイロの使用などで工夫しましょう。
また足が蒸れやすい方は要注意です。汗の蒸散に伴ってさらに熱を奪うため、余計に冷えます。
糖尿病や閉塞性動脈硬化症などの持病のある方は、しもやけが悪化しやすいので特に注意が必要です。
・・・・・・・・・・
しばらくは寒い日が続くようです。
コロナだけでなくこちらもお忘れなく。
・・・・・・・・・・
<07/01/2020 札幌市 中央区 皮膚科 宮の森スキンケア診療室>

この記事の監修者

Introduction

宮の森スキンケア診療室 院長 上林淑人

上林 淑人

宮の森スキンケア診療室 院長

経歴

医学博士

平成2年 札幌医科大学医学部 卒業、皮膚科入局

平成4年 形成外科入局

平成6年 医学博士号取得。

旭川赤十字病院、室蘭市立病院に赴任

平成10年 宮の森スキンケア診療室 開院

専門・所属学会

  • 日本形成外科学会専門医
  • 皮膚腫瘍外科指導専門医
  • 日本皮膚科学会
  • 日本臨床皮膚科医会
  • 日本東洋医学会
  • 日本癌学会
  • 日本熱傷学会正会員


〒064-0825

北海道札幌市中央区北5条西27丁目2-3 メディック28 3F

電話番号 011-640-8180
診療時間 月 火 水 木 金 土 日
9:00-13:00 ● ● ● / ● ▲ /
14:30-17:30 ● ● ● / ● / /

▲ ⋯ 土曜日は9:00-13:30までの診療になります。

宮の森スキンケア診療室周辺地図

西28丁目駅

1番出口
となり

宮の森スキンケア診療室が入るメディック28の外観